ドアを閉めるとき、誤って手をはさんでしまった、あるいはうっかりして柱とドアの間に手を入れてしまったという事故は意外と多いようです。
軽く閉めた場合などには、ただ痛いという程度ですみますが、風であおられたり、勢いよく閉めた場合などは、指を切断するほどの大事故になることがあります。このような事故がおきないよう、安全対策をしておくことが大切です。
ドアクローザーを取りつける
いちばん良いのはドアクローザーを取りつけることです。ドアクローザーを取りつけるとドアは一定の速度で閉じるので安全で、また、開いたままにしておくこともできとても便利です。新築する場合などはぜひ取りつけておくようにしましょう。ドアクローザーは市販されているので、いまあるドアに取りつけることもできます。
ドアクローザーは、ドアの重さによって取りつける機種が異なります。一般的には屋外用と屋内用があります。
なお、ドアクローザーには閉じる速度を調整する弁がついていますので、ドアの重さや、風の通り具合などによって閉じる速度を変えるため適当な位置に調整します。また屋外のドアは夏と冬では気温の差で油の粘度が変わり、閉じる速度が変わることがあるので、時々調整しておきましよう。
簡単に取りつけられるドアホルダー
ドアを少しあけて止めておきたい時に便利な金物があります。ドアの下部に両面テープで取り付けるもので、
ドアを止めたい位置で足を下ろして固定します。ドアと床面のすき間の広さによって取りつけられるドアホルダーのサイズが違うので注意しましょう。