トタン屋根はカラートタンが多く使われていますが、これを永持ちさせるためには、つやが消え、
白い粉がふきはじめたらすぐにトタン用塗料で塗りかえる必要があります。

1.塗り始めと終わりの場所を決める
塗り始めと終わりの場所を決める

どこから塗り始めて、どこで終わるかをよく考えて、塗り終わるところに、はしごをかけます。
かわら棒ぶきのトタン屋根は、ここに足をかけると棒の部分がつぶれて雨もりの原因になるので、踏まないように注意しましよう。

2.サビを落とす
サビを落とす

ホウキなどで屋根のほこりを落とします。
サビが出ている場合はスクレーパーやワイヤーブラシ、
サンドペーパー(100番ぐらい)で徹底的に落としてください。

3.サビの部分をひろい塗りする
サビの部分をひろい塗りする

サビを落としたあと、地肌が出ている場合は、トタン用塗料でひろい塗りし、穴やヒビは屋根用防水テープでなおします。

4.かわら棒を先に塗る
かわら棒を先に塗る

先にかわら棒を塗り、その後平らな部分を塗ります。
トタン屋根は2回塗りをします。1回目の塗りが完全に乾いたら2回目の塗装をします。

5.コテバケにつなぎ柄をつける
コテバケにつなぎ柄をつける

平らな部分はコテバケを使いますが、このコテバケにつなぎ柄をつけてモップ式にすると立ったまま楽に作業ができます。