金属製、特に鉄でできている門扉やフェンス、手すりなどは、3~5年たつと塗料がはがれ、変色したり、赤サビがでてきます。これをそのままにしておくとボロボロになってしまうので、早めに塗りかえておきましよう。

1.はがれかかっている塗膜やサビを落とす
サビを落とす

古い塗膜がはがれかかっているところがあれば、金べラやワイヤーブラシではがします。
またサビの出ているところも広い範囲にわたってよく落とします。残っている塗膜とサビた部分に
段差ができているようなときには80番くらいのサンドペーパーでよくみがき、できるだけ平らにしておきましょう。
サビが落とし切れないときはタンニン酸の防錆剤を塗り、サビを防錆皮膜に変えてしまうのも一つの方法です。

2.サビ止め塗料で下塗りする
サビ止め塗料で下塗りする

サビを落とした部分は、サビ止め塗料で下塗りします。これを塗っておくと塗料のもちが違います。

3.鉄部用という表示のある塗料を使う

下塗りが乾いたら、鉄部用塗料、あるいは鉄部にも使えるという表示のある水性ツヤあり塗料、建物用、多目的塗料を塗ります。

4.スジ力イバケでていねいに塗る
ジ力イバケでていねいに塗る

塗るときは、スジ力イバケでていねいに塗ります。はじめに塗りにくい隅の部分を塗っておくと作業がしやすくなります。一度に厚塗りするとシワができたりするので薄めに2回塗りするのがコツです。