リフォームする前に知っておきたい基礎知識
- トラブルを未然に防ぐために次の点にご注意ください。
「取り合い」に注意しましょう
「取り合い」とは、リフォームする際に古い部分と新しい部分が隣り合うことをいいます。そこで不具合が生じると、トラブルになりがちです。事前に「取り合い」から生じる住まいの状況について業者に確認することが大切です。写真による工事記録を残しておくことも有効です。
打ち合わせ事項は必ず書面に記録しましょう
口頭での打ち合わせ内容は、問題が起こったときに「言った」「聞いていない」といったトラブルになりがちです。打ち合わせ事項は必ず書面に記録し、それをコピーして施主と業者双方が保管しておくとよいでしょう。
見積書でわからない項目は確認しましょう
工事の内容や仕様など、わからない(わかりづらい)項目はその場で確認しておく必要があります。工期がのびた場合、見積金額が変わってくることがありますので、その都度、確認しておくことが大切です。
「工事請負契約約款」を事前によく読んでおきましょう
発注の際には、業者との間で「注文書」(中・小規模の場合)もしくは「工事請負契約書」を取り交わします。そのときには、「工事請負契約約款」が書類の裏面に印刷または添付されているので、よく読んでおきましょう。契約の解除(クーリングオフ)の説明も赤字で書いてありますので、読んでおく必要があります。
解体には費用が発生します
建物などを解体するとき、費用が発生することを知らない施主が多いようです。解体費用は事前に把握しておく必要があります。
大規模リフォームでは「建築確認申請」が必要となる場合があります
法律に関することは、事前にチェックするようにしてください。
マンションの場合は管理組合への届け出が必要となります
マンションリフォームの場合、専用部分であっても、一般的には管理組合への届け出が必要となります。