手洗い器の汚れ
水洗トイレの手洗い器の排水口の周辺にうすずみ色や茶色の汚れがついてしまったものは、なかなか落ちません。これは水道水に含まれるカルシウム分、水道管のサビなどが一緒に沈着したものです。細かい研磨材の入っているクリームクレンザーをつけて歯ブラシでこするか、耐水サンドペーパー(1200番~1500番)を小さく切り汚れ部分に水・石鹸をつけて軽くこすると、スムーズに汚れは落ちます。1200番~1500番程度のサンドペーパーなら陶器にキズをつけることもありません。
鉄分の茶色いシミに効果のある還元性漂白剤を使う
汚れが鉄分によるものであれば、鉄サビに対して効果のある還元性漂白剤を使って落とすことができます。
パイプの青サビ
クロームメッキの水洗トイレのパイプに青いサビが発生した場合は、サビ取り剤を古くなった歯ブラシにつけてこすり、
そのあと乾いた布で拭き取ります。ただし、サビ取り剤にはメッキ部に使えるものと使えないものがあるので、
購入する場合注意してください。クリームクレンザーでみがいてもよいでしょう。
サビの予防
サビを落としたあとは必ず防錆剤などをボロ布などにしみこませてふき、サビ止めをしておきます。
サビ取りとサビ止めの両方の効果をもつサビ止め用メッキ・クリーナーも市販されています。