トイレに床材を敷く場合、水拭きができるクッションフロアが便利です。基本的な敷き方は「キッチンにクッションフロアを敷く」（キッチンの項を参照）を参照してください。ここではトイレに敷くときのポイントを説明します。
1.便器の型紙をとる
まず便器取りつけ部に、切り込みを入れた紙をはめます。
便器と紙のすき間を細い紙とテープでうめ、再び切り込みを入れて紙をはずし、型紙にします。
2.トイレの寸法をとる
トイレの床の寸法をとります。
建物はゆがんでいることが多いのでABだけでなくA'B'も測っておきましょう。
次に四方の壁から便器までの寸法を(CDEF)とり、便器の位置を確認します。
3.クッションフロアを切り、クッションフロア用両面テープで固定
クッションフロアを寸法どおりに切り、型紙を便器の位置に合わせて切りぬきます。このあとC部分に切り込みを入れてクッションフロアをはめ込み、クッションフロア用両面テープで固定します。テープはべ夕貼りする必要はありません。周囲、合わせ目、便器まわりを固定すればよいでしょう。合わせ目は中心にテープを貼り、しっかり固定します。
4.合わせ目や便器取りつけ部をうめる
合わせ目は専用のシーリング材を使って接着します。便器取りつけ部分は白か透明のシリコン系充てん材あるいはアクリル系充てん材でうめておきます。
これをしないと掃除のときなど水が入ってしまいます。（充てん材がついては困る部分にマスキングテープをはります。）