浴室の壁や天井の塗装が古くなってくると浴室全体が暗い感じになります。思い切って塗りかえてみましよう。塗料は、湿気に強く防カビ性のある水性浴室用塗料が適しています。

汚れを落とす

1.塗る前にまず汚れを落とします。カビが出て黒くなっている部分はカビ取りをします。(“カビを退治するには”参照)カビが出ていないときは、はがれかかった塗膜を金べラか、荒目のサンドペーパー(180番)に当て木をしたものでよく落とします。そしてよく水洗いをして充分乾燥させます。

蛇口などはポリ袋をかぶせて保護

2.壁にヒビや穴があるときは壁用パテで埋めます。完全に硬化してから180番ぐらいのサンドペーパーをかけて平らに仕上げます。

3.塗料がついて困るところは、マスキングテープやポリエチレンシート、古新聞を使ってカバーしておきましょう。蛇口などはポリ袋をかぶせて保護します。

壁天井に塗り広げる

4.塗料はよく混ぜないとムラになるので充分混ぜてから使います。まず、スジカイバケで隅や塗りにくい所を塗っておきます。そのあと全体をコテバケかローラーで塗りましよう。ローラーやコテバケについた余分な塗料を受け皿でしぼってから、壁天井に塗り広げます。

5.ローラーやコテバケはつなぎ棒がつけられるようになっています。天井や壁の高い所はこれで塗るとたいへん楽です。