繊維壁がポロポロ落ちる
jstyle06a

繊維壁などがポロポロ落ちてくるのはノリがきかなくなっているためです。このようなときは、専用の壁おさえスプレーを使うとよいでしょう。スプレーを壁全体に吹きつけておくと砂落ちはピ夕ッと止まります。ただし京壁は色がムラになるのでおすすめできません。専用のスプレーを使用するとシミがでることがありますが、そんなときは壁用の下塗り剤を塗って壁色の塗料を塗るのもよいでしよう。

しっくい壁のヒビ割れや部分的なはがれ
しっくい壁のヒビ割れや部分的なはがれ

壁用パテが市販されています。色が合わないときには水彩絵具で着色します。パテを充てんするとき、穴やはがれた部分は霧ふきなどで水分を与え、湿らせておき、ヘラで埋めていきます。

内壁の雨じみ対策
内壁の雨じみ対策

内壁に雨じみがでてきたら、まず雨水がどこから入ってくるか確かめることが大切です。多いのはサッシの下側に雨じみができている場合で、これは屋外のサッシ枠のまわりにヒビやすき間があることによるものです。ヒビやすき間を発見したら屋外用充てん剤で、埋めてしまいましょう。
埋めるときは、まずすき間やヒビの部分の汚れやホコリをよく落とし、乾いている状態にします。古い充てん剤があるときはドライバーなどで欠き落としておきます。
屋外用充てん剤は大きいチューブに入ったパテ状のもので、キャップの先を切って絞りながら埋めていきます。そのあと灯油をしみ込ませたボロ布で押さえながらよくなじませておきましょう。