どんな壁紙があるか
● 再湿式

ビニール壁紙(ビニールクロス)で裏にノリが塗ってあり、スポンジなどで水を塗ると、ノリが出てきて、そのままはれるというものです。DIY用として、もっとも一般的なものです。

● 生ノリ式

柄を選んで注文すると、メーカーでノリをつけ、乾かないように、ノリの上にパックフィルムをはって、宅急便で自宅まで届けてくれるものです。パックフィルムをはがして、そのままはるので、水をつける必要もありません。
ビニールの袋に入れて、密封して送られてきますが、開封しなければ、1か月間程度はノリは乾きません。ノリ付けにムラがなくノリの量も多いのでしわになったときの修正がしやすくはりやすいタイプです。
 なお、最近では店頭で販売もされています。

● 粘着式
wstyle01a

壁紙に粘着剤をつけたものです。うら紙(セパレーター)をはがしながらはるものですが、広い面積をはるのにはあまり適していません。なお最近ではビニール壁紙の上に直接貼ることができるものもあります。

今までの壁紙をはがすには

壁紙をはがすのは、大変だろうと思っている人が多いのですが、これは意外と簡単なのです。例えば、ビニールクロスの場合端を少し起こして引っばると、壁のほうに紙が残り、表面のビニールだけがはがれるようになっています。
こうなると、壁の表面に紙がはってあり壁紙の下地ができているわけですから、すぐこの上に壁紙がはれるというわけです。
なお、壁紙をはがす場合、壁紙の裏面にク口力ビが生えていることがあり、その時にはマスクなどをつけて作業するようにしましよう。

現在の壁壁紙をはるときの注意
プラスター ざっとサンドペーパーをかける
化粧合板 よくサンドペーパーをかけるか、下塗り剤をうすく塗り、乾いてからはる。
壁紙 ビニール
クロス
壁紙をはがし、壁の表面に紙が残っている状態ではる。
和室 せんい壁 壁用の下塗り剤を吹きつけるかローラーで塗って、壁の表面をかためてから、生ノリ式の壁紙をはる。
再湿式、ノリなしの壁紙の場合は専用のノリを塗ってはる。
京壁

初めて壁紙をはる人は
壁紙にはいろいろな柄がついていますが、壁にはったとき、その柄がつなぎ目で合っていないと気になることもあります。壁紙を初めてはるときは柄合わせの必要のない無地のものや、柄の違いの目立たないものを選びましょう。